■ヘリテージマネージャーとは

難しくいうと「歴史文化遺産活用活性化推進員」

天然記念物等の文化財の保全活用と地域に眠る歴史文化遺産の発見・保存を通して、まちづくりに活かす技術と能力を持った人材。兵庫県教育委員会が、歴史的建造物の発見、保存、活用を目的として、2002年に「兵庫県ヘリテージマネージャー養成講習会(建造物部門)」を開催したのがはじまり。

■みどりのヘリテージマネージャーとは

上のかたい名前にならうと「歴史文化遺産活用活性化推進員 天然記念物部門」

文化財の中で、樹木や社叢林などの特に樹木に関係する天然記念物を対象として、その保存や治療、または植生管理などを目的に、活動している。合計兵庫県教育委員会が、建造物部門養成講座を開催した翌年(2003年)に、兵庫県内の樹木医を対象に講習会を催し養成した。2020年までに5回講習会が開かれ、合計69名の樹木医が登録された。そのうち、兵庫県みどりのヘリテージマネージャー会では42名が活動している。